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今は佼成ウィンドオーケストラの演奏旅行で東北にいます。今月11日にはアメリカでのワールドサクソフォンコングレスに招待されダールの協奏曲を演奏することになっているので、お酒も飲まず、合間をぬってがんばってさらっています。 世界中のサックス吹きばかりの前で吹くのはどきどきするなぁ(笑)。。。8日に日本を発ちます。 がんばってきます!!
7/25のコンサートは私がとても楽しみにしているコンサートの一つです。東京佼成ウインドオーケストラとの共演によるものなのです。私はその佼成W.O.に入団して20年近く、コンサートマスターとしては14年ほど務めています。今のソリストとしての活動ができるようになったのは、佼成ウインドの中で吹いていて育ててもらったようなものです。
今回はかねてからの願いであった自分のコンサートを佼成W.O.とできることを大変に喜んでおります。このコンサートでサクソフォンの魅力のみならず、ウインドオーケストラの魅力も存分に味わって頂こうと今からとても張り切っています。
内容としては、1曲目にコンサートマスターとしてオケの中で良く知られている、「アルメニアンダンス・パートT」をオケ中で演奏いたします。
2曲目は当団のサクソフォン奏者である、仲田守氏編曲のサクソフォンのための名曲、ドビュッシーの「ラプソディ」を演奏します。仲田さんのアレンジが冴え渡り、ドビュッシーにピッタリな色彩感豊かな音楽をお届けします。
3曲目は私の大事なレパートリーである、アストル・ピアソラの曲を吹奏楽のノリノリの演奏でお送りします。
休憩の後は、かつてフレデリック・フェネルと共にここ「なかのZERO」でこの佼成W.O.と録音した、インゴルフ・ダールの「サクソフォンコンチェルト」を演奏します。大変な難曲であり、とても気合を入れて録音したのを、つい昨日のように鮮明に覚えています。
そして、NHK連続テレビ小説「SAKURA」のテーマをブラスバージョンで、また吹奏楽のもう一つ楽しみであるポップスの音楽、「スペイン」「グラナダ」を情熱的に演奏いたします。
このように楽しい曲から、アカデミックな名曲まで、ウインドオーケストラの魅力と、サクソフォンの魅力がマッチしたコンサートなのです。吹奏楽が初めての方にはその迫力と多彩な音色を、実際に演奏されている方には表現の面白さを「堪能」して頂けると思います。皆さんには、今人気が高い管楽器の音楽のとりこになって頂けるよう、頑張って演奏します。
おまけにこの日は私の○○日です。(笑)
6月はソロのコンサートがとても少なくオフの時間も比較的多くとれました。残念ながらドライブをしまくれませんでしたが、自分の防音室の重要な楽譜の整理などをしてしまいました。整理っていいですね!なくしたと思っていたものが出て来たり、遠ざかっていた曲を思い出したり…かたづけは三文の得?ですね。いつまできれいなままかは自信はありませんけれど、部屋がきれいだと「さらう意欲」が湧いて来るのでそれが一番良かったかな?
OFF TIMEの原稿を最後に書いたのは…恐くて確かめられない位前のことだったことだけは間違いないことを深く深く反省しています。 OFF TIMEに限定したのが敗因の一つだったとちょっぴり言い訳しつつ…今度はがんばってみたいと思っています。
今週は久しぶりにオーケストラのエキストラとして活動しました。オーケストラはN響、指揮は今年の9月からN響の音楽監督になられるウラディミール アシュケナージ氏。曲はボレロ。私はソプラノ、テナーは田中靖人氏。アシュケナージ氏がとても暖かく、少しかわいらしく(すみません)、オケのみんなから素敵な音楽を導き出していました。 今日はそのレコーディングもありとても楽しかったです。